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「オブジェクト指向って何?」「メリットとデメリットを知りたい!」「IT未経験でも理解できるオブジェクト指向の解説ってないのかな?」と思っている方、多いと思います。私もそうでした。
そんな方のためにオブジェクト指向とは何ぞやという記事を作成していますので、ぜひご覧ください。
今回はその続きのメリットとデメリットについて簡単に解説してみようと思います。
最初に簡単に説明するよ!
結論は時と場合によりますが、大規模な開発になればなるほどコードの再利用性(同じ処理を別のところで共通して使える)と保守性(共通なので修正するときに1つで良いので楽できる)この2つの点においてメリットがあります。
逆に理解に時間が掛かるのと、仕組みとして複雑ではあるので学習コストが高いのはデメリットに当たります。
オブジェクト指向のメリットとは?
プログラムの再利用性が高まるメリット
オブジェクト指向では、コードを再利用しやすい形で作成できるため、新しいプログラムを開発する際にも既存のコードをそのまま使えます。例えば、あるアプリで「ユーザー管理」のクラスを作成しておけば、別のアプリでも同じ「ユーザー管理」機能を追加する際に再利用が可能です。
開発・保守がしやすくなる
オブジェクト指向のもう一つの大きなメリットは、開発保守がしやすい点です。
プログラムの構造が「モノ」としてまとまっているため、変更や修正が必要な際も、1つの処理に対して行えば良いのです。
また、バグの原因も特定も容易になります。
大規模システムでの優位性
オブジェクト指向は、大規模なシステムにおいて特にメリットがあります。
複数の開発者が同時に作業するプロジェクトでも、オブジェクトごとに役割が分かれているため、作業の管理や進行がスムーズに進みます。
同じ機能を同時に修正するのではなく、役割ごとに作業の分担がしやすいのもメリットに当たります。
オブジェクト指向のデメリット
学習コストが高い
オブジェクト指向は、概念や構造が複雑であるため、初めて学ぶ人にとっては習得に時間がかかります。
クラスや継承といった用語が多く出てくるため、プログラミング初心者にとってはハードルが高いかもしれません。
オブジェクト指向の導入が難しいケース
全てのプロジェクトに関してオブジェクト指向が適しているわけではないんです。。
小規模なプロジェクトや一度限りの使用で使い分けるプログラムでは、オブジェクト指向を使うことで逆に複雑になってしまうケースもありますので、導入は慎重に判断する必要があります。
パフォーマンスへの影響
オブジェクト指向を採用することにより、実行速度が低下する場合もあります。
オブジェクトを多く生成するプログラムでは、メモリを多く消費することがあり、パフォーマンスが重要視されるアプリケーションでは注意が必要です。
最後に
「オブジェクト指向」はエンジニアとして最初の難関です。
この考え方を身につければエンジニアの仲間入りです。言語のわからない国に来たような孤立した気持ちから中学校で習った単語で挨拶ができるくらいにはなります!
この調子で勉強を進めていきましょう!
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